気侭に独り言

体裁などあまり気にせず、のんきに書いてますのであまり突っ込まないように!!


05/02/04 季節が変わって

人生を四季で例える、春夏秋冬理論と言うのがありまして、その理論で行くと、この節分から私は全ての始まりの冬になります。そこで、心機一転「建築家宣言とはせがわ事務所のリスタート」を発表したのですが、最近はせがわ事務所に資料請求いただく方に同封している手紙をここで発表しておきます!!

はせがわ事務所の家づくり、建築づくりに対する純粋な熱い思い!!

はじめましてワクワク建築家、家づくりエンターティナーの長谷川明弘と申します。
今回、何らかの形で、私達、はせがわ事務所に資料請求して頂いた方、お問い合わせいただいた方に、自己紹介を兼ねまして、この手紙を同封させていただいております。

まず始めに、今までいろんな方々に建物をつくる業務をしている設計事務所がワクワクって言ってるけど、何なの?ってよく言われて来ました。ちまたでは欠陥住宅や違法建築、手抜き工事の実態等々が騒がれているから、家を新築するとき等は、「失敗しない家づくり!!」とか「良い業者、悪い業者の見分け方」みたいな書籍をお読みになるからどうしても、「騙される」とお思いになり、騙されないようにするにはどうしたら良いのか?なんて言うことが先に頭の中に来るのでしょうか?

なぜ私達が「ワクワク」とか「家づくりは楽しむもの」等の楽しい言葉でアピールしているのかを説明すると、以前あるお家が完成して、竣工写真の撮影をしている時、撮影を依頼していた写真家に「撮影していていつも感じるんだけど、長谷川さんのクライアントさんって、全員幸せそうですね」って言われました。なんで?って私が聞くと「建築家の中には、撮影に行った時にクライアントさんと口もきかないし、目も合わさない建築家が結構沢山いるんだよ、それに比べると長谷川さんのクライアントさんはみんな楽しそうで、幸せに生活しているのがひしひしと伝わってくるんだよね。」と言ってくれたのです。このときに、私の中に雷が落ちたかのようにズドーンと心に響いて来たのです。「そうだ、私は建築を作っているのが自分の本当の仕事ではないんだ!!建築はあくまで手段であって、私の仕事は建築と言う手段を使ってお客さんの幸せを創ることなんだ!!」それをまとめ直し、みなさまの前で発表したのが、現在のミッション(使命)2005バージョンです。

ミッション

私達、はせがわ事務所は、家や建築自体のハードを提供するだけでは無く、ワクワクの家づくり・建築づくりを通じて、私達と関わる全ての人に、人生の悦び、幸せ、そして新たな気づきを発見していただき、そこから生まれる感動や共感をきっかけに創られる、新たなコミュニティを支え続ける、家づくり・建築づくりのスペシャリストチームです。「幸せになる、心が豊かになる為の、感性、感覚、感動の家・建築づくり」これが私達のミッションです。

感性、感覚、感動の家づくりをめざして!!

最近広告やチラシ、ホームページ等でハウスメーカーさんや工務店さんを始め、家づくりに関わるビルダーさん等の売り文句を見ると、高気密高断熱、全室ペアガラス、床暖房、最新式システムキッチン、ユニットバス、オール電化、○○工法等々ほとんどが家の設備や性能だけに目を向けていて、そこに住む家族の心の豊かさや悦びや幸せにつながる言葉は一言も出て来ません。私の知る、あるビルダーさんは「家族の絆」をキーワードにし、キャッチフレーズを作り登録商標まで登録していますが、まさにその通りで、建築のハード的な性能ももちろん大切ですが、それは二の次の話だと私も思っています。

まず、最初に来るのがそこに住まれるご家族がどれだけ、心が豊かで、楽しく幸せな生活が出来る家を創ることができるのか?だと思っています。いくらキッチンがすばらしくても、いくらフローリングが高級なものでも、家族が仲良く、楽しく生活していなければ、その家自体の存在価値がありません。家庭崩壊なんて、もってのほかですよね!!私達は毎日毎日、私達が家づくりに関わるご家族が楽しく幸せに生活するためにはどんな設計をすれば良いのか?そのご家族にぴったり合った間取りは一体どんなプランニングなのだろう?等々、家のハード的な性能だけでなく、感性、感覚、感動がキーワードになる家づくりを最も大切に考えながら日々精進を続けています。このあたりの説明って形に現れないので非常に難しく、私達もみなさんにどう説明すればうまく伝わるのかわかっておりません。ただ、ただストレートに私達に関わる全ての人に幸せになって欲しい!心が豊かであって欲しい!悦びを分かち合える仲間でいたい!と純粋に思っていることを言葉で表現しようと試みているだけなのです。

どうです、みなさんも私達がお伝えしている悦び、幸せを感じられる、感性、感覚、感動の家づくり、建築づくりを体験し、完成した後に待ち受けている楽しい生活を体験してみませんか?そして悦びと幸せを共に分かち合いましょう!!

長谷川明弘建築設計事務所
長谷川明弘


04/12/30 私の最近の趣味!!

本業の建築設計で煮詰まった時には、ストレス発散にレーシングカートに乗っています。自分のカートもあるのですが、自分のカートに乗るのには準備から片付けまで全部自分たちでしなければならないので大変です。ですので、普段は気軽に楽しめるレンタルカートを利用しています。私が利用しているレンタルカートサーキットは、

メインが、舞州インフィニティサーキット
http://www.inh.co.jp/~q-hamana/maisima/index.html

次に利用しているのが、ドリームサーキット
http://www.dream-circuit.com/

そして、グランプリカート三木
http://www.angel.ne.jp/~gpk-miki/ent/main.htm

です。

一瞬、1回の利用が高く感じるかも知れませんが、自分のカートで走る事を考えると圧倒的に安いですし、男性であれば、一度は夢見たレーサーの感覚をかなり味わえると思います。ぜひぜひ、一度利用して、スリル満点、アグレッシブな自分を再発見してみてください。


04/4/18 かなりのびました。

 ロン毛(長髪)宣言して10ヶ月、かなりのびました。かなりウットしい状態ですが、ロッカーになるぞって言ったかぎり、汚らしいとかみすぼらしいと言われてもひたすらのばします。1年以上あってない人にはめっちゃ変わったね、久しぶりにあったら分からなかったなんてよく言われています。

 けどこの歳になってやんちゃ坊主やってるのもすっごく楽しいです。人になんて言われようが、周りの建築家の先生方にお前は建築家らしくないって言われても全然平気になってきました。私は芸術家気取りで建築を作っている人を建築家と言うのなら、私はそのカテゴリーには入っていません。私はあくまで楽しい人生を生きてもらうための「器」を創っている1級建築士事務所の代表者であるだけの人物だからと言ってます。

 1級建築士の資格は建築をするのにどうしても必要だから取っただけで、地位や名誉で取った訳では決してありません。1級建築士を取ったから仕事が出来る人だなんて決して思っていません。


03/7/13 ロン毛宣言!!

 なんでこの年になってロン毛(長髪)やねん、なんですが、昔やってたバンドをきっかけにガキの頃のやんちゃ坊主にちょっとだけ戻ろうと思って決めました。

 現在私は37歳、8月で38歳になるのですが、40歳になる年に高校時代にやっていたバンドの再結成ライブを当時のメンバーと学生を卒業するときに決めていました。そして40歳になるまであと2年となった今年からバンドの練習を再開しました。久しぶりのスタジオに入っての感想ですが、とにかく頭の中はいけてる感じなのに身体が全然ついて行きません(涙)

 学生の頃、オレはロックミュージシャンじゃああああ!!と息巻いて、髪も腰の辺りまでのばしていましたので、その頃の私の妻と同じぐらいの髪の長さでした。当時の写真をはせがわ事務所のスタッフみんなに見せたら驚愕(笑)してました。

 バンドの再結成に関しては単に40歳の節目ぐらいに考えていて、単純に今の年格好を気にせずギターと歌の練習だけしていたらそれでOKだと思っていたのですが、いざスタジオに入って練習してみると昔の空気を思い出してしまい、あの頃の状況に出来るだけ近付かなければと本気で思いはじめたのです。

 と言うことで今から2年間にわたり髪の毛をのばしはじめますし、ダイエットも引き続き続行と言うことで、あと7キロほど落としたいと思います。さすがに年には勝てませんが出来るだけ20代の頃の状況に近付け、この前行ったローリングストーンズみたいにかっこ良く年をとった所をみんなに見ていただきたいと思っています。

 さあ、あと2年間でどこまで昔のようにステージで飛び回れるか、見物です!!


03/5/21 息子の誕生日

 今日で息子が5歳になりました。私と妻の誕生日プレゼントはノートパソコンでした。これに関しては批判される方もいらっしゃると思います。しかし息子は事務所で私たちのパソコンを使い、自分の好きなサイト平気で見ています。それを見た時やっぱり息子の世代は当たり前のようにパソコンを使うし、パソコンが身体の一部になってしまうんですよね。

 今、事務所は全員で4人しかいませんが、パソコンは全部で13台あります。そして全部フル活用しています。5歳の子供がパソコンを持って生意気だ!!とお思いになるでしょう、私たちの知らないところでアダルトサイトや危険なサイトを見るかもしれません。しかしそれは私たち夫婦が節度を教えて行けば良いと思っています。

 やってはいけないことを防止するために、危険な可能性のあるツールを渡さないのではなく、やってはいけないこと、やって良いことをしっかり教えて正しいツールの使い方を教える、それが私たち親のやるべきことではないでしょうか?


03/5/20 ミーハーな私、感動をいただきました。

 今日、私たちがいる事務所全体で内輪のパーティーがあり、そのパーティーにワールドワイドな建築家、安藤忠雄さんがいらっしゃいました。

 初めてすごく間近でお会いしましたが、やっぱりすごい人でした。とても気さくで親しみやすいけどものすごく迫力ありましたし、ビジネスに対しての考え方などもものすごく共感できるものでした。私自身かなり著名な建築家に数々お会いしてきましたが、やはり全然違いました。色んなことを間近でお話しできましたし、色んな質問もできました。そして今自分がやっていることは間違っていないってことも確信できたことがすごい収穫でした。

 よく周りのみなさんが私に会うととても元気になると言ってくれます。それは私が単にポジティブということだけではなく、周りのみなさんに対してナチュラルに「成功するのは誰でも簡単に出来ることだから、気軽に一緒に頑張ろうよ!!」と言うような発言をするからと、この前ある方から聞きました。

 それを聞いて「ああ、私も結構人の役にたっているんだな」と感じましたが、その日は安藤さんにお会いして、私自身がすっごく元気をいただきました、私から比べるとものすごい上のステージに行ってる方なんですが、やっぱりそう言うかたからはものすごいエネルギーをいただけるんですよね

 ホント、安藤さんに感謝です!!久しぶりに心の底からはしゃぎまくれるほど楽しかった2時間でした。ホント自分がミーハーではしゃぎまくってしまったのは何年ぶりでしょうか?多分10年以上ぶりです。今度会うときは、私もビッグになっていなければ(笑)


02/6/22 ワクワクする家づくり、そして家づくりでのディズニーランド感覚のススメ

 最近、学科製図.comと言う別のビジネスに関わっている関係で、私の相棒である山口達也氏の友達(昔のバンド仲間らしい)が出版しているワクワク系マーケティングの本を片っ端から読みました。すごく良いことをいっぱい書いていて、ビジネスというものはビジネスをする本人も、そして顧客もとにかく楽しんでワクワクする気持ちを持ちながらでないと意味がないと言うことをとても強調していました。

 私達、はせがわ事務所も同じように家づくりのお仕事を目一杯楽しんでいますし、そしてなによりクライアントさんに思いっきり楽しんで頂こうと常々思っております。そんなこんなで、はせがわ事務所では、出来るだけそんな不安から解放された状態でみなさんと家づくりが出来るように頑張っています!!その時点での、私達の出来る能力すべてを使い、すべての情報をクリアにし、そしてみなさんが出来るだけ不安がないようにして、純粋に家づくりに没頭し、明るく、楽しく、そしてワクワクする家づくりが出来る、アドベンチャーワールドのような世界にお誘いしようと言うコンセプトです。

 ホント、設計事務所が言うことか!!ってセリフですよね。しかし私達も心底「家づくり」と言うお仕事を楽しみたいし、みなさんにも本当に「家づくり」を楽しんでいただきたい、純粋にそう思っているだけです。極端なお話になりますが、ディズニーランドへ遊びに行った時も、そしてその後も夢のような楽しさがいっぱいありますよね。私達の究極の目標はそこにあります。「家づくりのディズニーランド」そんな風にみなさんに言われれば私達はもう最高の気分なんです!!

 しかし決して遊びでやっているわけではありません。ディズニーランドで働いているみなさんのように真剣にクライアントさんに楽しんで家づくりが出来るよう、努力を惜しみませんし、デザインはもちろんのこと、使い勝手、性能もかなりの高レベルのクオリティの住宅を提供する気持ちは真剣に設計活動をしている他の設計事務所となんら変わりありません。

 明るく、楽しく、ワクワクする家づくり、そしてもちろん、安心、高性能、コストパフォーマンスの高さは保証します。どうです、みなさん私達と一緒に、今まで体験したことのない、楽しい世界に一歩足を踏み入れてみませんか?もう病み付きですよ!!


02/6/8 私はカメレオン??

 カメレオン?一体何を言っているんだ?とお思いになる方もいらっしゃると思います。実はこの前掲載していただいた講談社のオブラと言う雑誌の取材でインタビューされた時に私の口から出てきた言葉です。取材は電話でしたが結構長い時間のインタビューでした。色々お話してるうちに私はカメレオン的かもしれないと言う発言をしてしまったのです。取材していただいたオブラの編集者の方はその言葉にすごく反応していただいたのですが、カメレオンって見た目がとてもグロテスクで嫌なイメージがあるのではないかと思いカメレオンと言う言葉は出さないで下さいとお願いしましたが、後で冷静に考えてみるとそれはそれで良い表現ではないかと思いまして、このコラムに書かせてもらいました。

 簡単に説明しますと、私はそれぞれのクライアント色に染まると言うことです。それぞれのクライアントさんが今まで生きてきた価値観や人生観を反影し、そこからそのクライアントさんの最良最適の住宅を創ると言うことです。もちろん私の個性も入りますがまずはクライアントさんのスタイルが有りそこに私の考え方を注入していくのです。一般的に依頼する側は、建築家に依頼するのはその建築家のデザインのスタイル、趣味等で決めていると思われます。例えばあの建築家の打ち放しコンクリートのデザインがたまらなく好き、だとかあのとてつもなくシンプルなデザインが良いのでこの建築家に依頼したと言うお話です。

 しかし私に依頼する方はどちらかと言うと私のデザインより人間性で来られているみたいです。だからこの「カメレオン」と言う言葉が出てきたのかも知れません。でも注意して欲しいのは決してクライアントさんの言いなりになると言う訳ではありませんよ。クライアントさんの要望でこれは絶対にクライアントさんが不幸になると思ったら厳しく否定しアドバイスすることも多々有ります。

 と言うことで私は、良い意味での「カメレオン」であり続けたいと思います。


02/3/15 設計事務所にもピンからキリまである!!

 今日は、新しいクライアントさん候補に御会いして来ました。実はある人の紹介でありまして、私達にお話がくる前に私達とは別の設計事務所に依頼していたのですが、設計監理料と工事費合わせて、クライアントさんが思っていた倍以上の見積もりがでてきてどうしようもない状況だから助けてほしいとのことでした。そこで紹介者の方がなんとかしてやってくれないかとのことで私達に連絡して来てくれたのです。

 クライアントさんにお会いして詳しくお話を聞いたのですが、これがどうしようもない状況でその設計事務所さんをことわらざるを終えない状況まで事態は深刻でした。悲しい話、その設計事務所さんには工事費等のお金に対しての認識する能力があまりにも欠落していたみたいなんですよね。これはとても悲しい事実です。

 私自身は私達を含めて設計事務所に依頼することが絶対正解だとは思っていません。(あくまで私達も含めての考えです)極端な発言になりますが、私達と一緒に家づくりをしたら不幸になる方も場合によってはいらっしゃると思うんです。ちょっと過激な発言になりますが、インターネットが普及して凄い数の設計事務所がアピールしていますよね。しかし全部が全部しっかりした事務所ばかりでないことは御理解ください。極端な例はまだ自分の名前で1件も仕事をしたことがないのに以前勤めていた事務所で自分が担当した建物を作品として発表しているところもあったりします。能力のない設計事務所にあたってトラブルが起ったら、それこそハウスメーカー等でトラブルが起るときの損害ではすまないと常々発言させてもらっています。設計事務所は小さな事務所で細々とやっている方がほとんどですよね、そんな状況で損害賠償等などなかなかできるものではありません。

注)ただし最近は設計事務所向けの賠償責任の保険があります。その保険に加入しているかどうかも判断基準のひとつにはなりますね。

 上記のようなことがないようにクライアントさんもしっかりと依頼するのはどこにしたら良いかじっくり御考え下さい。ハウスメーカーが自分に合っているか?地元の工務店が近くで対応も良いし信用できるかも?とか御考えになり、その結果、設計事務所が自分にとってやっぱりベストだとおもった時にこそ私達に連絡いただけたら最高だな!!と思っております。そしてピンからキリのピンにあたる設計事務所にお会い出来るのをお祈りしております。

 はたして、私達はピンなのかキリなのか??・・・・・・それはクライアントさんが決めることでしょうね(笑)


02/3/14 息子のこと・・・・と嫁さんに

 最近、私達のホームページを見て、家づくりをしたいと言う方が私達の事務所にいらして良く聞く話が、うちの息子がまだ2歳ぐらいだと思っていたと言うことです。これは私に原因がありまして、この気侭に独り言のページで息子の事を書いたのが2000年の夏に書いてあるのが最後なんですよね。意外とみなさん私が書いた日付けは見てらっしゃらないみたいですね。反省!!

 そこで今回は久々に息子のことを書きます。息子は今年の5月で4歳になります。よくみなさんに言われる言葉が「お父さんと同じですね」です。私は息子が私にそっくりって全然認識していないのですが廻りの人のほとんどは一緒の顔してるねって言います。再確認をしようと思い私の子供の頃の写真を見て笑ってしまいました。・・・・・同じ顔でした(笑)

 今、現在の息子に対しての感想は、自分のこどもってやっぱり性格も考え方も見た目も私と妻をそのままトレースするんだなってことが1番の感想です。動きも喋り方も私そっくりで、ボケ方も突っ込み方も私達夫婦をそのまま伝承しています。「なんでやね〜ん!!ちがうっちゅうね〜ん」なんて突っ込みを見た時は私達の息子であり、さすが関西の子供って感じがしました。

 関西便で言う「ゴンタ」な息子を、もし見たくなった物好きな方がいらっしゃたら、ぜひ一度事務所に遊びに来て下さい。お茶ぐらいはいつでも出しますよ!!(笑)

 たった今、気付いてめっちゃ後悔しているんですが今日はホワイトデーだったんですね。嫁さんに貢ぎ物を渡すのをしっかり忘れてました。だって確定申告の締め切りは明日なんですもの!!っと言う言い訳は嫁さんには通用しませんね。ここからは嫁さんに対してのコメントです。

「すんません明日はちょっと時間がとれるので、あなたに対する愛情を頑張って!頑張って!!探してきま〜す。だから1日遅れのホワイトデーでゆるしてね」


02/2/16 坪29.8万円の家

 最近、よく折り込みチラシ等で坪29.8万円の家ってのを目にします。最初はエー、そんな金額で出来るの??そんなん私達には無理だから全然勝ち目ないやん、と落胆したものです。しかし色々調査したらなんのことはない、家の基本中の基本だけで29.8万円と言うだけで実際それでは家として機能しないことがわかりました。常々私達はお施主さんに金額を聞かれるとなにもかも含めた金額で言ってしまいます。水道の本管接続工事、照明器具も全て、地盤改良工事、地盤が弱い時の杭工事、エアコン全て、等々です、これで言うと坪50〜70万円にすぐなってしまいます。到底ハウスメーカーやローコストのフランチャイズには絶対に歯が立ちません。しかしみなさん御注意ください、実際は全て必要なものなのです。最終的にはどこも似たような金額になるのです。実際私の知り合いがフランチャイズに加入しているので実体を目の当たりにしています。

 どうしても私達は後でお施主さんががっかりするのが嫌なので最初からしっかり、正直に本当にかかる金額を言っているだけなのです。仕事をとるためだけならハウスメーカーやローコストのフランチャイズみたいなやり方の方が圧倒的に有利です。しかし性格上どうしてもできないのです。できるだけ最初から金額の事を理解してもらって最後までトラブルなく行きたいと思っているからこそそうなんだと言うことを少しでも多くの方に理解していただくと嬉しいのです。

 コストパフォーマンスには絶対の自信があります。ただただ安いだけに目を奪われるのもどうでしょうか?ここらで一度、コストパフォーマンスも御考えになられたらどうでしょう??


01/4/1 構造事務所とのチームワーク

 現在のはせがわ事務所の構造担当の水野との最初の仕事が終わりました。寝屋川S邸です。木造2階建ての小さな住宅ですが、とても勉強になりました。前から二人で色々話をしていて従来の意匠事務所と構造事務所の関係でなく、もっと対等な立場を目指そうと言うことになり、確認申請や実施設計図面に2つの事務所の名義を入れることにしました。これに関しては色々御批判いただいております。お前は無責任だ!!とおっしゃる方もいらっしゃいます。ですが私は構造の知識、能力はありません、だから責任は取りたくてもとれないのが事実です。だったら私は意匠事務所の役割、つまり使い勝手やデザインの能力をもっともっと伸ばそう、そして構造は水野に全部任せようと思ったのです。

 最近のすべての仕事はスタートから水野と始めています、最初に敷地を見に行くのも絶対二人で行きますし、法的チェックも二人で確認しあいます。プランニングもかなり密度が高い打合せをしながら進めています。やはりその方がかなり効果的に仕事が進みますし、安全でコストパフォーマンスの高いプランが可能だと思います。

 寝屋川S邸完成後も現場で反省会をしました。より良いものを作るために今回の色んな要素、金物の使い方、木の組み方等をもう一度見直して次に生かそうと、かなりの時間話し合いました。今回の経験は次の神戸市S邸にかなり反影されます。これは間違いないことです。

 そして最近は水野から私の方に仕事が来ることもあります。普通は意匠事務所が構造事務所に発注すると言うのが一般的ですが、その逆もありえると言う訳です。構造事務所主動の仕事ってのも面白いのではないでしょうか?


00/12/30 今年(今世紀)も終わり

 もうすぐ今年も終わり、そして20世紀も終わりですね。今年も1年最初から最後まで走りっぱなしでした。妻の復帰と新しいスタッフのおかげでなんとか?乗り越えることも出来そうです。やはり一人ではなにも出来ません。しかし複数になるとそれを引っ張っていく力も必要になって来ることも感じました。妻はまだ無理難題を押し付けても我が身に降り掛かってくると解っているので、文句を言わずにやってくれますよね。しかし他人となると・・・っと思ってました。しかし今、来てくれているスタッフは全然そんなじゃなくなんでも一生懸命にやってくれます。とても気遣いのできる優秀なスタッフです。建築のお仕事だけじゃなく雑用も嫌な顔一つせず、自ら進んでやってくれています。それに甘えず私もリーダーシップがもっとうまくとれる人間になれるように修行、修行です。

 あまりタイトルとは関係ない話になりましたが、結局「人」なんですよね、いかに自分の廻りに良い人がいるかが財産になってくるんですよね。今年もやっぱり仕事としては許容量一杯の仕事をしてました、もちろん一人の力って限界がありますんで、仕事が多くなりすぎるとミスも多くなります。それを廻りにフォロー、フォローの連続で救ってもらった1年でもあったような気がします。

 私を救ってくれたみなさんに感謝で今世紀を締めくくりたいと思います。


00/7/21 息子が生まれて2年、そして妻が復活

 息子が生まれて2年が経ちました。妻と色々相談した結果、そろそろころ合いもいいかなと言う事で息子を保育園に預けることにしました。3歳迄は自分達で、と言う話もしてましたが、仕事の方が私1人では許容量をはるかに超えてしまっている現実がそこにあり、私を信じてくれているクライアント達にも申し訳ないということで決断しました。

 今の所の感想は「とても良かった」です。息子はお友達がいっぱい出来て保育園に行くのをとても楽しみにしてますし、妻も仕事が出来る喜びで、毎日生き生きしてます。保育園に行きだして、色んな言葉も憶えてきましたし、その日の報告もしてくれます。どうしても集団生活をしていますので、風邪もうつされたりしますが、色んな新しい世界が見れて私にとってもとてもプラスになります。妻の方はまだ勤務時間は短いですが、それでもやはり他人よりは、はるかに私のことも解っているし、妻自身にとっても直接ふりかかってくることばかりなので、私が少々無理を言ってもなんでもやってくれます。

 妻の有り難みをとても感じている今日この頃です。


00/3/5 新しい活動

 以前、地元での活動の話を書きましたが、現在の報告をしますと、少しづつですがまちづくりのお手伝いもさせてもらうようになりました。建築の設計という本業から少し離れている気もしますが、やはり建築といっしょでまちづくりも「人」が第1ですよね。
 そんなこんなで、ある商店街の活性化をからめた活動を数人の仲間と始めました。もちろんその仲間は商店街から言えば外部の人間ばかりです。私としては少し気になっていたのですが、なんのことはない、商店街のみなさんは内部の人達の意見だけでなく外部の人たちの意見も積極的に取り入れて行きたいらしいのです。すこし気にしていた私もがぜんやる気が出て来ました。今ある企画を仲間で考えています。今の所色んな事情で発表出来ないのですが、もし実現できればとてもすばらしい事になると思います。(とても自信満々)
 あとひと押しで実現しそうですので、公式発表ができることになれば、またここで書きますね。こう御期待!!


00/2/29 設計料について

インターネットでの設計事務所にありがちな設計料のお話です。
インターネットで家づくりの情報を収集している方なら何度か設計事務所のホームページでお目にしているかもしれませんが、一応私も私の個人的見解で書かせてもらいます。

まず、設計料が15万円〜30万円とか、極端なところは「うちは設計料は無料サービスです」なんてところもあります。しかたとえ小さくても1件の住宅でも確認申請はほとんどの場合で必要です。それではその確認申請を提出、定性等の業務をするのにだれが役所にいくのでしょう??そうです、ハウスメーカーならハウスメーカーの下請けをしている設計事務所ですし、不動産屋、建て売り業者ならその下請け設計事務所が行くことになります。実際には費用は発生してくるものなんです。それを工事費に吸収して設計料はサービスと言っているだけというのが現状です。

私も何年か前、自分の仕事で生活出来ない時はそんな仕事もしていました。しかしやっぱり納得いかず生活出来なくてもいいから自分のポリシーを貫き通したいと思い、その手の仕事は極力受けなくなりました。(悪い仕事と言っているわけではないですよ)話が矛盾するかもしれませんが、この発言に関しては責任が持てないと思ってます。だって絶対しないとは言い切れないですから、本当に死活問題になったら仕事を選べない時も来るかもしれません。できるだけ頑張ってそんなことは無いようにします。ファイト!ファイト!!

少し話がそれましたが、設計料というのは多かれ少なかれ絶対に発生すると言うことを言いたかっただけです。サービスなんてことは絶対あり得ません。少しでも多くの方にこの設計料(私は設計監理料と思っていますが)を理解して欲しいと常々思っています。何ごとにも適正価格というものがあるということも御理解くださいね。

確かに私達に依頼することになれば設計料という項目が発生し、工事費とは別の支払いが発生します。これを勿体無いと思うのか思わないかはみなさんの自由です。判断は皆さんがすることです。


00/1/1 みれにあむ

 ベタ(関西弁)ですが、2000年についてでも書きましょうか。
 2000年、う〜ん、ピンとこない!!これが本音です、色んなところでミレニアム、ミレニアムと盛り上がっていますが、私自身は全然盛り上がってません。
 と言うことで子供の頃、2000年のことをどう思っていたのかを書きます。
 小学生の頃、2000年になれば自分は35才になっているなあ、とってもおじさんになっていて、背広なんか着込んで都会でビジネスマンしているんだろうなと漠然と思ってました。(都会という表現をしたのは私が田舎者だからです)
 真面目に進学して、結構いい大学卒業してそれなりの会社に就職している自分をいつも想像していました。(今考えてみればなんてさめた子供なんだろうと思います)
 ところがどっこい、今の自分を客観的にですが、見つめ直すと、なんて精神的には子供で落ち着きのない人間になっていることか!!そして親の理想からしても、全然かけ離れているし、背広も着ることもない変なおじさんになっているではありませんか!!未だに私の両親はブーブー言ってます(笑)
 しかしとても楽しく人生を過ごしています。色んな人の住宅を造って、そしてその人たちの喜ぶ顔を見ることが出来るし、とても良い仲間にも恵まれて凄く助けられていますし、私の家族もとても仲良く生活出来てます。
 小さい頃のイメージからはとてもかけ離れていますが、幸せなのは事実です。
 2000年、さあ、これからどんな面白い人生になるのでしょう?めちゃくちゃ楽しみです。


99/10/1 器の話

 今日で事務所を開設して丸6年です。
 最近になってやっと自分の器がどれくらいか?という事が自覚できてきたかなあと思うようになりました。自分の中では焦りすぎる部分が大半で事務所を急成長させたい気持ちばかりが前に出てたような気がします。
 先月のある朝、私を可愛がってくれている得意先の社長から電話があり、「あまり急ぎ過ぎるのは良くない」と30分ぐらい説教をされました。独立して私たちのような立場になるとあまり叱ってくれる人はいません。私は感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 それからもう一度自分を見つめ直すことにし、じっくり考えました。急成長してバリバリやるのもいいが、自分の許容量を超えた仕事をしてもそれが決して自分の為にも、家族やスタッフの為にもならないと思えるようになりました。
 一歩一歩、自分の器に入り切る仕事をしながらじっくり成長して行こう、そして器を少しづつ大きくして行こう。それが自分や周りの人たちにも迷惑かけずに利益をもたらす近道になるだろうと今は思ってます。


99/8/1 地元での活動

 最近、地元神戸での非営利活動が増えてきました。本業を忘れてしまいそうになるほどのめり込んでしまいそうになることもあります。建築士会などの活動は非常に勉強になることを今頃になってわかったことにとても後悔しています。できれば震災前から活動していればよかったと思います。あの時に個人で動くのと建築士会等の団体で動くのでは全然違っただろうと今になって思うのです。
 活動しはじめてもうすぐ1年になりますが、とても密度が濃い1年でした。もう10年暮らしている、全然知らなかった神戸をちょっとづつですが分かりはじめたし、神戸の建築関係の仲間も飛躍的に増えました。今から考えれば自分は本当に世間知らずだなあと思うこともあります。
 確かにお金にはなりませんが財産にはなりますよね。やっぱり私は「仲間、人と人のつながり」という財産が1番だと思います。だから自分が死ぬ時に子供に相続する財産は私の仲間にしようと思ってます。(笑)
 土地とか金とかは全部つかって死んでやるぞー!!(笑)


99/5/10 もうすぐ1年

 息子が生まれてもうすぐ1年です。この1年間は本当に刺激的で今までにない1年でした。
 どうしても子供中心になる家庭生活、嫁さんが事務所にいなくなっての生産力の低下、不景気であるにもかかわらず生活費は大きくなってしまう。かなり色んな面で負担が大きくなりました。(嫁さんも同じですが)
 しかし子供からは教えられることがいっぱいあったし、周りの人たちのアドバイスも普段以上に受けらることが出来るようになりました。これは私にとっては非常に大きなことです。仕事のことでのアドバイスはいつでもありましたが、生活のこと、身の回りのことのアドバイスを受けられるなんて今まであまり無かったような気がします。だからチャンスだと思い色々聞こうと思っています。
 息子はだんだん自我が芽生えてきているようです。要求もするし、わがままも言います、さあこれからどんな風に大きくなるのかなあと思うと不安でもあり楽しみですね。(めちゃめちゃしゃべりでやんちゃになりそう)
 生活全体が大変になったのは事実です、しかしその現実から逃げずしっかりと前を向いてがんばっていきます。


99/1/18 スクラップアンドビルド

 私はあまり環境問題についてはコメントを控えています。なぜなら建設業は環境破壊の最先端を走っていると思っているからです。
 自分の仕事としてはあまり大きなプロジェクトはなく、一般的な規模の住宅が多いのですが、それでも現場のゴミ置き場にはいつもいっぱいのゴミがあります。
 異常にしっかり梱包したエアコン等の機器の空き箱や緩衝材のスチロールなどの量にはいつも驚かされます。これを見て私はいつも、「ああ私達は環境破壊を進めている張本人なんだなあ」とため息をついています。
 日本はヨーロッパのように昔からの建築物を保存する文化があまりないですよね。(重要文化財等は別ですが)日本中の建築関係者は古くなったらめんどくさいから、壊して新しくてきれいな建物を建ててしまえって思ってるようにいつも私は感じるのです。
 まあそれで私達は食べていけるんですが。(日本に設計事務所と名のつくものが多くなる理由ですよね)
 もう少し長生きできる建築を造れないのだろうか?とか、単純に家が古くなったから建て替えよう、ではなくうまくリニューアルして味のある建物に出来ないかなあ?とか。
 まあ今現在の建設業界は新築の仕事がなくてみなさんリフォーム、リフォームと騒いでますが・・・・・・
 これもいい機会になるのではないでしょうか、今までみたいなスクラップアンドビルドをやめてしっかり長もちした建物を造れば少しは世の中ましになるんじゃないかなあ?


98/12/25 今年1年を振り返って

 当事務所も他聞にもれず、不景気な1年でした。
 しかしインターネットも含めてですが非常に多くの人たちと知り合うことができました、建築の専門家だけでなく、エンドユーザー側の人たちとも仲良くなり建築家に対してのイメージなど色んな意見が聞くことができ大変参考になりました。
 反面、自分にとってはマイナスになりそうな人たちも関わることになってしまい、色々考えさせられる場面もありました。まあこれは今から思うと勉強になったなあと思えば笑えることですが。
 多くの人と知り合いになりネットワークが広がることが私の財産であると思っているので不景気であるにも関わらず、振り返ればとてもいい1年であったように思えます。
 今は独りで乗り切れるような時期では無さそうに感じています、こういうとき周りに仲間がいればとても心強いことだと思うのです。


98/9/11 息子のこと

5月に初めての子供(息子)ができました、仕事柄時間の融通が効くので出産にも立ち会いました。あらためて、妻の努力に感謝、偉大さに感服しました。私自身の気持ちの中では、いろんなことがガラリと変わったと思います。二人で相談した結果、妻は実家には帰らず基本的には二人で協力しあって育てていこうということになりました。退院したとたん、すごく小さなときから一緒にいたのはやっぱり正解だと思います、始めから一緒にいると子供の成長がリアルタイムにわかります。妻が妊娠する前までは他人の子供に興味はなかったのですが、妊娠がわかったとたん子供が好きになっている自分がありました、俺ってなんて単純なヤツなんだろうと思いつつ、近所の子供を抱き上げている私の姿は「パパでちゅよ〜」って感じでした。変わり身の早い私ですが、これから家族3人プラス1匹で頑張って行きたいと思います。


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